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薮蘭(ヤブラン)

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薮蘭(ヤブラン)はユリ科ヤブラン属の多年草である。
分類体系によってはスズラン科とされる。
本州の関東地方から沖縄にかけて分布し、林の中に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、東南アジアなどに分布する。
和名の由来は、葉の形がランに似ていて薮に生えることからきている。
草丈は30~50センチくらいになる。
葉は根際から生え、線形で艶がある。
開花時期は8~10月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い紫色の小さな花をたくさんつける。
花被片は6枚で、丸い釣鐘形をしている。
花の後には液果状の種子ができ、黒紫色に熟する。
属名の Liriope はギリシャ神話の水の女神「リリオーペ(Leiriope)」の名からきている。
種小名の muscari は「麝香の」という意味である。
写真は9月に市川市万葉植物園で撮った。
学名:Liriope muscari


★雑草と見紛うような葉っぱから
 花茎伸ばし薮蘭の咲く
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植物図鑑
花図鑑


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by ryudesuyo2 | 2011-09-10 08:48 | 9月の花
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