人気ブログランキング | 話題のタグを見る

珊瑚野牡丹(サンゴノボタン)

珊瑚野牡丹(サンゴノボタン)_d0065837_1052495.jpg

珊瑚野牡丹(サンゴノボタン)はノボタン科メディニラ属の常緑小低木である。
原産地はフィリピン、カリマンタン島、ジャワ島である。
高温多湿と半日陰の環境を好む。
和名の由来は、花の色や形が珊瑚に似ていることからきている。
学名のメディニラ・スペキオサでも流通している。
樹高は1メートルくらいになる。
葉は幅の広い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉は先が尖り、葉脈が目立つ。
開花時期6~8月くらいである。
暖地では周年開花をする。
茎の先から垂れ下がって咲くピンクの円錐花序が美しい。
花弁数は4枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Medinilla はマリアナ諸島の知事であった「メディニーリャ(J. de Medinilla)さん」の名からきている。
種小名の speciosa は「華やかな」という意味である。
写真は11月に新宿御苑で撮った。
学名:Medinilla speciosa


★熱帯のジャングルに咲く花だけど
 どこか涼しげ珊瑚野牡丹
珊瑚野牡丹(サンゴノボタン)_d0065837_10536100.jpg

  ┗ キャベツ

植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



by ryudesuyo2 | 2012-01-02 10:55 | 四季咲きの花
<< 小海老草(コエビソウ) カウリ松(カウリマツ) >>